台風12号は、9月7日に台風としての命を終える時まで、その生い立ちから、強い勢力を保ったまま日本に接近したということで、気象や環境に興味のある人の耳目を集めた。一時は”台風12号はカトリーナ級、変身台風が急増中”という報道もあったりして、NASAの注目もひいたようだ。NASAは、観測衛星の海水温のデーターを集めている。(一部公開している。)
今回、そのデーターから、台風12号が発生から日本接近まで、海水温度の低い温度の谷間のへりに沿って移動していたことが画像で見ることができる、興味深い日本付近の海面の温度と台風の軌跡を発表した。
時間的にも移動距離としても長かったTropical Sto...